感情はコントロールできるの?!
感情的になってしまい、相手を傷つけてしまったという経験はありませんか?
長引くコロナ禍で、自宅で過ごす機会も多くなり、ついついイライラが溜まって、感情的な態度が多くなったという報道をよく耳にするようになりました。
一旦、感情的になってしまってもその後、罪悪感にさいなまれ、感情を押さえ込んでしまうケースもあります。
今回、ご相談があったクライアントさんは、そんな感情を『悪いこと』として、押さえ込んでしまいどうしたら良いのか悩んだ末にMIND BODY Komorebiへいらっしゃいました。
感情は自然発生的に沸き起こり、コントロールできないものと考えがちですが、いえいえ、感情は思った以上に自分自身でコントロールできるものです。
では、どうやってコントロールしたら良いのでしょうか?
まず、感情には相手役(感情を受ける特定の相手)と目的(感情的になってその結果得たい成果)があることを認識することが感情をコントロールする第一歩です。
今回は怒りに絞って説明します。
『怒り』の目的は、4つほどあります。
①支配
親と子、上司と部下などの関係において言う事をきかせたいなど、、
②主導権争いで優位に立つこと
姉弟などで私が一番だとか、、
③権利擁護
自分の鞄の中を他人に勝手に見られたくないなど、、、
④正義感の発揮
銜えタバコで道を歩いている人に対しての怒りなど。①~③の目的が入り混じっている。
『怒り』の相手役はたいてい他者ですが、自分の場合もあります。この自分の場合には自責の念となります。
怒りの感情の根底には、不安、寂しさ、悲しみ、心配などの感情が潜んでいます。これらの感情を一次感情と言います。一時感情が満たされない時に、『怒り』と言う二次感情を使って対応するとが多くなります。
例えば、、、
①の親子関係での怒りには、その根底の一次感情では、親が子どもの帰りを心配して、それを上手に伝えられずに『怒り』となり、「今、何時だと思っているの!こんなに遅く帰ってきて!!」となります。
基本的に怒りは相手を傷つけたり、攻撃的にさせたりすることになり、非建設的な対応と言えます。怒りをコントロールするためには、まず怒りの一次感情を知ることが大切です。
そして、次に「私メッセージ」で表現して、相手に一次感情を伝えることが重要です。
例えば、、、
①の親子関係での怒りでは、「私は、こんな遅い時間まであなたが帰らなかったので、とても心配していたのよ。今日みたいに遅くなる時は、事前に言ってほしい」など、
「私メッセージ」は相手の行動とそれに対する自分自身の感情を伝える方法で、決して相手を攻撃したり非難したりしません。
このようにアドラー心理学では、どのような感情であっても抑え込んだり、無理したりせず、受け入れることが重要なのです。
その上で、適切な自己表現、あるいは建設的な行動ができると、感情に振り回されるのではなく、感情を自分の味方にすることができます。
感情を使う目的を知り、そして感情を建設的に表現する方法をMIND BODY Komorebiと一緒に学んでみませんか?
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